2017年12月17日 18:24 | 無料公開
けん引車に引かれて登場したボーイング787の初号機と、集まった大勢の航空ファンら=17日午後、中部空港
中部国際空港会社(愛知県常滑市)と全日空は17日、飛行試験用に作られたボーイング787の初号機を、来年夏に空港敷地内にオープンする複合商業施設で展示するため、駐機場から同施設に搬入した。小型機以外の航空機が車道を横切るのは日本初といい、航空ファンらが珍しい「引っ越し」を見守った。
青い尾翼に787と書かれた機体は、けん引車に引かれて登場。一般車両を通行止めにした空港敷地内の道路をゆっくりと横断した。施設の鉄骨と翼の隙間が約70センチという難所もあり、定位置に止まると関係者から拍手が起こった。