2017年12月17日 17:05 | 無料公開
「東京―北京フォーラム」閉幕後、記者会見する明石康・元国連事務次長=17日、北京(共同)
【北京共同】日中両国の有識者らが安全保障や経済協力について議論するシンポジウム「東京―北京フォーラム」は17日、北朝鮮の核・ミサイル問題に関し「新たな核の脅威の出現を許さない」などとした「北京コンセンサス」を採択して閉幕した。
日本側の明石康・元国連事務次長は記者会見で「北朝鮮問題などがあり、日中は相互信頼を築かなければならない。火を噴くような激しいやりとりもあったが、議論の後は信頼が強くなる」と強調。
中国社会科学院日本研究所の楊伯江副所長も「経済の反グローバル化など共通の課題にさらされている。協力を強めるチャンスだ」と述べた。