韓国前大統領の親友に25年求刑 検察「厳罰と収益剥奪が必要」 

14日、ソウル中央地裁に入る崔順実被告(共同)

 【ソウル共同】韓国の前大統領、朴槿恵被告(収賄罪などで公判中)の親友で、財界に資金拠出を強要したとして職権乱用罪などに問われた崔順実被告ら3人の論告求刑公判が14日、ソウル中央地裁であり、検察側は崔被告に懲役25年、罰金1185億ウォン(約123億円)、追徴金約78億ウォンを求刑した。

 検察は、崔被告が韓国社会に多大な被害と混乱をもたらしたとして「厳罰の宣告と不法収益の剥奪が当然必要だ」と指摘した。

 崔被告側への資金拠出で贈賄罪に問われた韓国ロッテグループ会長、重光昭夫(韓国名・辛東彬)被告には懲役4年と追徴金70億ウォンを求刑した。


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