米軍基地に立ち入り、機体を調査 沖縄県警、ヘリ窓落下事故で 

普天間第二小に米軍ヘリコプターの窓が落下した事故で、防衛省の中嶋浩一郎沖縄防衛局長(右)に抗議文を手渡す公明党沖縄県本部の金城勉代表=14日午前、沖縄県嘉手納町

 沖縄県宜野湾市立普天間第二小運動場に、隣接する米海兵隊普天間飛行場に配備されているCH53E大型輸送ヘリコプターの操縦席窓が落下した事故を受け、県警は14日、米軍の協力が得られたとして、普天間飛行場内に立ち入り、事故機の状況を調べた。県警が明らかにした。

 在日米軍基地の管理権は日米地位協定で米側に委ねられており、今回の調査は異例とみられる。普天間飛行場では、捜査員とみられる数人が米軍関係者らと共に搭乗席近くで窓の状況を確認。県警によると、捜査員が窓の写真を撮るなどした。

 沖縄では、党派を超えて反発が拡大している。


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