シリアから帰還とロシア国防省 必要なら過激派へ攻撃継続 

 【モスクワ共同】ロシア国防省は12日、シリアに駐留していた軍警察の大隊がロシアに帰還したと発表した。国営テレビは撤退の第1陣としている。ペスコフ大統領報道官は12日、ロシア軍の大規模駐留の必要はなくなったが過激派が再び台頭する恐れが残っており、今後も必要なら攻撃すると説明した。インタファクス通信などが報じた。

 連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官は12日、シリアでの過激派組織「イスラム国」(IS)掃討の終了により、ISに加わっていたロシア出身の戦闘員が帰国し、国内でテロを引き起こす恐れがあると指摘した。


  • LINEで送る