民進代表、解党も選択肢 合流や党名変更含め提示 

民進党の再生策を協議する「党の戦略・組織・運営に関する改革本部」に臨む(左から)増子幹事長、大塚代表ら=12日午前、東京・永田町の党本部

 民進党は12日午前、党の再生策を議論する「党の戦略・組織・運営に関する改革本部」会合を党本部で開いた。大塚耕平代表が選択肢として、解党した上での新党結成や、他党との合流、党名変更などを提示した。幹部がそろう13日の常任幹事会に諮る。関係者が明らかにした。

 10月の衆院選を機に立憲民主党や希望の党と分裂した形となった民進党は、党勢低迷から離党の動きが顕在化。2019年の参院選や統一地方選に向け、立て直しを迫られている。

 大塚氏は改革本部の会合後、記者団に「それぞれの選択肢にはメリット、デメリットがいろいろある」と述べ、具体的な協議内容の説明は避けた。


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