東証、バブル後最高値更新 時価総額は過去最大に 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 週明け11日の東京株式市場は、前週末の米株高を追い風に日経平均株価(225種)が続伸し、終値は前週末比127円65銭高の2万2938円73銭とバブル経済崩壊後の終値の最高値を付けた。高値更新は約1カ月ぶりで、1992年1月以来、約26年ぶりの水準に上昇した。

 午前中は前週末終値付近で推移したが、午後に入ると日銀が上場投資信託(ETF)を購入するとの思惑から値上がり幅が広がった。東証株価指数(TOPIX)は9・61ポイント高の1813・34。出来高は約14億2千万株。東証1部の時価総額は671兆円を超え、過去最大記録を塗り替えた。


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