2017年11月24日 10:25 | 無料公開
静岡県熱海市は24日、民家に温泉を供給する市の配管から漏れた湯で住宅を結露させたとして、住民に賠償金を支払い和解したことへの承認を求める議案を市議会に提出した。賠償額は約200万円。この住宅では昨冬、暖房を使わずに済むほど暖かく、住宅の内装やたんすに入れた和服にカビが発生したという。 市によると今年2月、同市咲見町の住民から「家の脇から温泉のようなものが湧き出ている。地下の部屋も結露している」と連絡があった。 担当者が調査をすると地下室のコンクリート壁が暖かく、壁と内装の間が結露してカビが発生していた。配管のボルトがゆるみ、湯が漏れているのが原因だった。