2017年11月23日 07:30 | 無料公開
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表、多くの参加者が「近いうちに追加利上げを実施するのが適切だ」と考えていることが分かった。順調な景気の先行きに異変が生じなければ、12月12、13日の次回会合で利上げを決める方針を示した。 公表したのは10月31日と11月1日に開催した金融政策を協議するFOMCの議事録。会合では利上げを見送り、主要政策金利を年1・0~1・25%に据え置いた。 議事録によると、利上げの鍵を握る労働市場の動向について、多くが「雇用者数は最大限まで増えた」と判断した。