2017年11月22日 19:19 | 無料公開
工場夜景の魅力について説明する各都市の担当者=22日午後、三重県四日市市
工場の明かりがつくる夜景を観光資源として活用しようと、全国10都市が意見交換する「第8回全国工場夜景サミット」が22日、三重県四日市市で開かれた。各地の取り組みを紹介したほか、美しさや力強さといった魅力を発信し続け、工場夜景観光の発展に尽力するとの共同宣言を発表した。
サミットには各都市の行政担当者や観光関係者など約300人が参加。写真集「工場萌え」を出したライター大山顕さんは、基調講演で工場夜景の観光活用について「自治体側と工場側との連携で課題が残る。安全性の確保などが必要だが、工場で働く人たちと一緒に新たなムーブメントを作っていきたい」と熱弁した。