貴ノ岩の態度に腹が立ち殴った 日馬富士が鳥取県警に説明 

17日、鳥取県警の事情聴取を終え、両国国技館を出る横綱日馬富士関(右)=東京都墨田区

 大相撲の横綱日馬富士関(33)が平幕貴ノ岩関(27)を暴行し負傷させた問題で、日馬富士関が鳥取県警の事情聴取に対し、「(現場となった鳥取市内のラウンジでの)貴ノ岩関の態度に腹が立ち、殴った」という趣旨の説明をしていることが20日、関係者への取材で分かった。

 日馬富士関は17日の聴取で、「素手で殴った」などと暴行を認め、ビール瓶での殴打は否定している。県警は、食い違いがみられる同席者らの証言と合わせて分析した上で、日馬富士関を再聴取する方針。

 同席した横綱白鵬関の聴取は、九州場所の後に行われるとみられる。


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