2017年11月18日 05:21 | 無料公開
メディアに対応する北米自由貿易協定(NAFTA)のカナダの交渉担当者=17日、メキシコ市(ロイター=共同)
【ロサンゼルス共同】米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第5回の全体会合が17日、メキシコ市で始まった。21日までの日程。3カ国の閣僚は参加せず、隔たりの大きい分野を中心に交渉担当責任者らが協議を続けるもようだ。一部分野では15日から実務協議が始まった。
米国は域内で製造された乗用車の関税をゼロにする基準の厳格化を提案。対立が先鋭化し、3カ国は目標にしていた年内合意を断念した。
今回会合ではNAFTAの経済効果を5年ごとに見直す案についても話し合われるとみられる。