ロ参加、来月5日の理事会で判断 平昌五輪でIOC 

 【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)は17日、組織的なドーピング問題が発覚したロシアの平昌冬季五輪参加の可否を12月5日の理事会で判断すると発表した。日本勢の活躍が期待されるフィギュアスケートなどのメダル争いの勢力図が大きく変わる可能性があり、決定が注目される。

 世界反ドーピング機関(WADA)が16日にロシア反ドーピング機関(RUSADA)の資格停止処分の継続を決めた一方で、ロシアは国主導の不正については否定を続けている。IOCはソチ冬季五輪の検体の再検査や不正のシステムを独自調査中で、理事会で判断材料となる最終報告がある。


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