2017年11月16日 21:06 | 無料公開
リー・シェンロン首相(右)と会談する東京都の小池百合子知事=16日、シンガポール(同政府提供)
【シンガポール共同】東京都の小池百合子知事は16日、出張先のシンガポールでリー・シェンロン首相ら政府要人と会談したほか、大学などでも講演し、都が進める国際金融都市に向けた構想と東京の魅力をトップセールスした。講演では、東京23区内で資産運用会社などを対象に法人実効税率を10%程度引き下げることを目指す意向も表明した。
都によると、非公開で行われたリー首相との会談では、小池知事が「東京を金融都市として盛り上げていく。海外から金融関係産業を誘致したい」と伝え、首相は「東京は金融の中心で大きなマーケット。知事主導の構想が成功することを期待している」と応じた。