「恋」がテーマの特別展 スヌーピーミュージアム 

スヌーピーミュージアムの見どころを語るレックス・ファハルドさん=東京都港区

 東京・六本木の「スヌーピーミュージアム」が、「恋」をテーマにした特別展「Love is Wonderful 恋ってすばらしい。」を開催している。

 来年4月8日までの会期中、チャールズ・シュルツさんの漫画「ピーナッツ」の個性豊かな登場人物たちが繰り広げる“胸キュン”な恋模様を、日本初公開を含む約80点の貴重な原画や、オリジナル映像で紹介する。

 チャーリー・ブラウンは「赤毛の女の子」を前にため息を漏らし、スヌーピーは結婚式の直前に兄のスパイクに花嫁を奪われる…。おもちゃのピアノを挟んで向かい合うシュローダーとルーシーの姿は、2人の恋の定番シーンだ。

 図録の解説を執筆した、シュルツスタジオのレックス・ファハルドさんは「ガミガミ屋のルーシーはシュローダーの前では、一転して恋する乙女に。一方のシュローダーはベートーベンひと筋。2人の恋の物語は、ごく初期から描かれています」と語る。

 他にも、「ピーナッツ」の翻訳を手掛ける詩人の谷川俊太郎さんが書き下ろした恋の詩や、スヌーピーのキスシーンを集めたエリアなど、ロマンチックな展示がめじろ押しだ。

 ミュージアムは昨年4月に、2018年9月までの期間限定でオープン。約1年半で来場78万人を突破した。12月31日~来年1月2日を除き無休。問い合わせは、電話03(6328)1960。


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