米軍ヘリ18日から飛行再開 原因不明、政府「遺憾」 

米軍普天間飛行場に駐機するCH53Eヘリコプター=17日夕、沖縄県宜野湾市

 在日米海兵隊(司令部・沖縄)は17日、沖縄県東村でCH53E大型輸送ヘリコプターが不時着、炎上した事故で、運用停止中の同型機の飛行を18日から再開すると発表した。具体的な事故原因や再発防止策は明らかにしていない。

 小野寺五典防衛相は「安全性の十分な説明がない状況で海兵隊が一方的に発表したことは極めて遺憾だ」と表明。富川盛武副知事は米海兵隊幹部に電話で「県民の不安は払拭されておらず、飛行再開は断じて容認できない」と抗議した。事故から1週間足らずの飛行再開決定に沖縄などで反発が強まるのは必至だ。


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