2017年10月17日 18:11 | 無料公開
17日、フィリピン・ミンダナオ島マラウイで、イスラム過激派からマラウイを「解放した」と宣言するドゥテルテ大統領(AP=共同)
【マニラ共同】フィリピンのドゥテルテ大統領は17日、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う地元過激派と政府軍の戦闘が続いていた南部ミンダナオ島マラウイを「解放した」と述べた。ただ局所的な戦闘は継続しており、完全制圧には至っていない。約5カ月にわたった戦闘では、市民も含め千人以上が死亡した。
軍報道官は「20~30人の過激派が、約20人の人質を取っている」と指摘。「過激派の残党がいないかを確認するための軍事行動は継続している」と述べた。