東京円、112円台前半 

 17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台前半で取引された。

 午後5時現在は、前日比40銭円安ドル高の1ドル=112円12~13銭。ユーロは24銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円99銭~132円03銭。

 前日の米長期金利の上昇を背景に、日米金利差が拡大するとの思惑から円を売ってドルを買う動きが終日、優勢となった。17日の日経平均株価が堅調だったことも、投資家の積極姿勢を強め、比較的安全な資産とされる円を売る動きにつながった。

 市場では「選挙戦で自民党が優位となっていることも円売りの材料となっているようだ」(外為ディーラー)との声が聞かれた。


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