2017年9月30日 19:51 | 無料公開
追走を制した川畑真人(左)=東京・お台場
自動車を横滑りさせるドリフト走行の技術を競う、国際自動車連盟(FIA)公認の初の世界大会が30日、東京・お台場で開催され、14カ国・地域の24選手が世界一を争った。強烈な排気音をとどろかせながら車体を操り、次々とコーナーを突破する迫力に、大勢の観客が熱狂した。
大会は運転技術の正確さを競う採点競技。8の字型のコースを走行し、スピードやコーナーへの進入角度などの要素を得点化する。予選に当たる「単走」は1台で、上位16人が進出する「追走」は2台一緒に走り、1対1で勝ち上がりを競う。
ドリフトは世界に先駆けて日本で競技化が進んだことなどから、日本発祥とされる。