東証、北朝鮮を懸念し反落 米株安、円高で心理悪化 

 26日午前の東京株式市場は核・ミサイル問題を巡る北朝鮮と米国の応酬激化が懸念され、日経平均株価(225種)は反落した。米株安と円高も響き、投資家心理が悪化した。

 午前終値は前日終値比20円29銭安の2万0377円29銭。東証株価指数(TOPIX)は1・17ポイント高の1673・99。

 北朝鮮の李容浩外相がトランプ米大統領のツイッター投稿に対し「明白な宣戦布告となる」と主張したことで、前日の米ダウ工業株30種平均は3営業日続落。東京市場はこの流れを引き継いだ。最近は平均株価が上昇基調だったため、一部で利益確定の売り注文も出た。


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