事故調「落下めったにない」 KLM航空機のパネル 

報道陣の取材に応じる航空事故調査官=25日午後、関西空港

 関西空港を離陸したオランダ・アムステルダム行きKLMオランダ航空機からパネルが落下し、大阪市内を走行中の乗用車を直撃した事故で、運輸安全委員会の航空事故調査官は25日、調査に訪れた関空で「パネルの落下はめったになく、再発防止へしっかり調査したい」と話した。

 航空事故調査官は同日、関空のKLMの事務所で、関係者から発生当時の状況などを聞き取り。今後、機体や整備の状況を確認する。

 事故は23日午前11時ごろ発生。重さ約4・3キロのパネル(縦横1・1メートル)が落下し、大阪市中心部の国道1号を走行中の乗用車と衝突したが、車の女性2人にけがはなかった。


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