JR日豊線の不通長期化へ 台風18号、特急も部分運休 

 JR九州は22日、台風18号による大雨で土砂流入などの被害に遭った大分県内の在来線のうち、日豊線の臼杵―佐伯と豊肥線の豊後大野市と大分市間の三重町―中判田の不通が長期化する見通しだと明らかにした。複数の箇所で線路が被災しているためで、担当者は「復旧までに数カ月はかかる」としている。日豊線の宮崎方面まで走る「にちりん」や福岡方面を結ぶ「ソニック」などの特急列車も部分運休が長期化するのは必至だ。

 日豊線の佐伯―市棚(宮崎県延岡市)では、25日から運転を再開する見込みだが、再開が見通せない区間は、代替バスなどで生活の足の確保を図るという。


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