2017年9月22日 19:58 | 無料公開
海上自衛隊は22日、山口県岩国市の岩国航空基地で8月、訓練中のヘリコプターCH101が横転した事故は、機長の判断ミスや乗員の連携不足が原因と明らかにした。同日、山口県と岩国市に調査結果を報告した。 海自によると、ヘリの操縦は通常、機長と副操縦士が声を掛け合い、どちらか1人が担うが、事故機は2人が同時に操縦しようとしたため、機体に縦揺れの振動が起き、制御できない状態になり横転したとしている。 海自は事故後、同型機の飛行を自粛していたが、機体の不具合は確認されなかったとして、今後、飛行を再開する。 ヘリは横須賀基地所属の南極観測船しらせの艦載機。