前山梨市長を追起訴 職員採用不正、東京地検 

 山梨県山梨市の職員採用不正事件で、東京地検は22日、試験結果を改ざんしたとして虚偽有印公文書作成・同行使などの罪で、前市長望月清賢被告(70)=受託収賄罪などで起訴=を追起訴した。

 起訴状では、2014~15年の採用試験で、人事担当職員らと共謀して筆記試験の点数の一覧表を改ざん。成績に基づかず、14~16年に受験者4人を合格させたとしている。

 警視庁は採用担当者らも虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検したが、地検は22日、不起訴処分にした。

 望月被告は、採用で便宜を図る見返りに80万円を受け取ったとして起訴されている。


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