上司の速度違反を放置、兵庫県警 隠避容疑で警部補書類送検 

 兵庫県警三田署の男性警部補(51)が昨年5月、同じ署の上司がスピード違反したのを交通取り締まりの際に確認したのに、交通反則切符を切らなかったとして、県警は22日、犯人隠避の疑いで警部補を書類送検し、停職3カ月の懲戒処分にした。

 捜査関係者によると、三田署交通課の警部補は昨年5月27日、兵庫県三田市内でスピード違反の取り締まりに当たっていた際、当時三田署の地域課長だった男性警部(54)が自家用車で、制限時速40キロの場所を63キロで走行するのを確認したのに、切符を切らないなど適切な処理をしなかった疑いが持たれている。


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