2017年9月19日 12:09 | 無料公開
18日、米ニューヨークでの会談で握手する韓国の文在寅大統領(左)と国連のグテレス事務総長(聯合=共同)
【ニューヨーク共同】韓国の文在寅大統領は18日、国連総会に出席するため米ニューヨークを訪問し、国連のグテレス事務総長と会談した。文氏は北朝鮮の核問題が「平和裏に根本的、包括的に解決されるよう、事務総長として積極的に役割を果たしてほしい」と述べ、グテレス氏に「対話の仲裁」を求めた。米朝や南北朝鮮の対話などが念頭にあるとみられる。
韓国大統領府の当局者によると、グテレス氏は「対話による解決の糸口が見つかるよう、韓国政府との協力の下、努力する」と述べた。
両者は、核実験や弾道ミサイル発射を続ける北朝鮮に対する制裁の着実な履行に向け、協力する考えでも一致した。