IAEA天野事務局長の3選承認 北朝鮮非難を採択へ 

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の年次総会が18日、ウィーンのIAEA本部で始まった。天野之弥事務局長の3選を正式に承認した。6回目の核実験を行い、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を強く非難する決議を採択する見通し。22日までの予定。

 承認を受け天野氏は、IAEAの組織力をもって「この先も困難な課題に対処していけると確信している」と強調した。同氏は、外交官出身で2009年にアジアから初めて事務局長に就任。欧米など6カ国とイランによる核合意の履行状況の検証や、北朝鮮の核計画監視に取り組んできた。


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