山陽新幹線相次ぎストップ 倒木で停電、大雨も 

新幹線の遅れを伝えるJR広島駅の電光掲示板=17日午後5時32分

 台風18号で山陽新幹線の運行にも支障が出た。

 JR西日本によると、17日午後4時ごろ、新岩国―徳山間で停電があり、復旧作業が終了した午後7時25分ごろまで広島―博多間で運転を見合わせた。

 倒木が架線に引っ掛かったことが原因。台風18号が影響した可能性があるとみている。立ち往生した列車が出たが、けが人の情報はなかったという。この停電で、上下7本が運休、29本に遅れが出て、計約1万8千人に影響が出た。JR西は岡山発新大阪行きの臨時新幹線を運行した。

 午後7時50分ごろからは、大雨で雨量計が規制値に達したため、新大阪―岡山間で3時間近く運転を見合わせた。


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