米、パリ協定離脱の回避模索か トランプ政権高官が説明 

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は16日、トランプ米政権の高官が同日の国際会議で、地球温暖化防止の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱回避を模索していると説明したと報じた。会議に出席した欧州連合(EU)欧州委員会のアリアスカニェテ委員(気候変動・エネルギー担当)が高官の発言を明らかにした。

 トランプ大統領は6月にパリ協定からの離脱を表明している。

 アリアスカニェテ氏によると、アイゼンスタット米大統領副補佐官(国際経済担当)が会議で「米国がパリ協定にとどまれるように条件を再検討したい」と述べた。


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