2017年8月22日 19:20 | 無料公開
茨城県東海村の村長選で、無投票での再選が決まり万歳する山田修氏(中央)=22日午後
日本原子力発電東海第2原発が立地する茨城県東海村で、任期満了に伴う村長選が22日告示され、無所属の現職山田修氏(56)以外に届け出はなく、無投票で山田氏の再選が決まった。
東海第2原発は2011年の東日本大震災で自動停止し、同年5月から定期検査中。原電は再稼働を目指し、原子力規制委員会に14年に審査を申請。運転開始から40年となる18年11月までに審査に合格する必要がある。再稼働の是非について、山田氏は「現時点で判断できる状態ではない」として、態度を明確にしていない。
山田氏は副村長を経て、13年の村長選で廃炉を求める共産党推薦の候補を破り、初当選した。