2017年8月21日 07:54 | 無料公開
ＮＡＦＴＡ再交渉の初日の１６日に握手を交わす（左から）ライトハイザー米通商代表、カナダのフリーランド外相、メキシコのグアハルド経済相＝ワシントン（ＡＰ＝共同）
【ワシントン共同】米国、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定（ＮＡＦＴＡ）の再交渉の初会合が２０日、閉幕した。３カ国は年内妥結を目指し、交渉を加速することで合意。会合後に発表した共同声明は「野心的な成果」を得るため、年内に少なくともあと４回の会合を開くことを明らかにした。次回は９月１～５日にメキシコで開く。初会合では大幅な進展はなかったようだ。
初会合は１６日から米首都ワシントンで開かれた。３カ国内で生産された部品をどの程度使えば完成品の関税をゼロにするかを定めた「原産地規則」と呼ばれる基準の協議が難航したもようだ。
