東証反落、政局リスク意識 3日ぶり2万円割れ 

 28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比119円80銭安の1万9959円84銭。稲田朋美防衛相の辞任表明で政局リスクが意識され、3日ぶりに終値で2万円を割り込んだ。下げ幅は一時150円を超えた。

 東証株価指数(TOPIX)は5・62ポイント安の1621・22。出来高は約20億2800万株。

 前日の米市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が下落したことや、外国為替市場の円高ドル安傾向も嫌気され、取引開始直後から売り注文が優勢だった。


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