アンモニア浴び男性重体、愛知 王子製紙工場で配管破裂 

愛知県春日井市の王子製紙春日井工場=28日午後

 28日午前9時45分ごろ、愛知県春日井市王子町の王子製紙春日井工場で、アンモニアタンクを点検中に配管からアンモニア水が漏れ出し、男性社員3人が浴びるなどした。うち村本秀樹さん(41)が意識不明の重体となり、2人が軽傷を負った。

 春日井署によると、タンクの容量は約7万リットルあり、濃度25%のアンモニア水が約2万リットル入っていた。タンクの計器を調べていたところ配管が破裂したとみられ、同署が原因を調べている。

 軽傷を負ったのは村本さんと一緒に作業していてアンモニア水を浴びた男性(38)と、村本さんを救助した際にアンモニア水に触れるなどした男性(43)。


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