核ごみ地図、28日午後公表 処分場候補地で閣僚会議 

 政府は28日、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分の関係閣僚会議を開いた。処分場の候補地となり得る地域を示した日本地図「科学的特性マップ」を同日午後3時に公表することを決定。

 地図は経済産業省のホームページに掲載する。政府は処分場選定に向けた議論を活性化し、調査を受け入れる自治体の選定を急ぐ考えだ。

 菅義偉官房長官は会議で、最終処分問題を解決する必要性を強調した上で「(地図の)提示を契機として国民や地域の理解を深められるよう取り組みを強化する」とあいさつした。


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