船長「正しいルートのつもり」 神戸、シャトル船衝突事故 

 神戸空港沖で26日夜、関西空港と結ぶ高速シャトル船が誘導灯に衝突し、15人が負傷した事故で、小西弘之船長(40)が「(正しい)進入ルートを運航しているつもりだったが、突然ぶつかった」と話していることが27日、運航会社「OMこうべ」(神戸市)への取材で分かった。

 同社によると、本来のルートは誘導灯と約1キロ離れたブイとの中間付近だったが、船は約500メートル西にずれて航行していた。機器の異常はなかったという。

 第5管区海上保安本部は、操船に問題がなかったか業務上過失致傷容疑で調べる。27日午後、運輸安全委員会の船舶事故調査官も船を調査した。


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