二階氏、衆院解散「遠くない」 派閥研修会で引き締め図る 

 自民党の二階俊博幹事長は25日、大阪市で開いた二階派研修会で講演し、衆院解散・総選挙に向けた準備を呼び掛けた。「そう遠くない日に必ず選挙がある。立ち遅れは許されない」と強調した。内閣支持率が続落する中、派閥所属議員の引き締めを図った形だ。

 研修会では、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の推進方針を確認した。2014年の消費税率8%への引き上げで消費が低迷しているとして、10兆円規模の補正予算と当初予算の年率3~4%の拡充を目指すとした。

 同党の勝俣孝明衆院議員(比例東海)の同派入会も決めた。二階氏を含め、二階派は計44人となった。


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