東証続落、北朝鮮問題で 日米政治不安も懸念 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 25日の東京株式市場は、北朝鮮をめぐる国際情勢の緊迫化への懸念や日米の政局不安を背景に売りが優勢となり、日経平均株価(225種)は小幅続落した。7日以来、約半月ぶりの安値水準だった。

 終値は前日比20円47銭安の1万9955円20銭。東証株価指数(TOPIX)は4・50ポイント安の1617・07。出来高は約14億9700万株。

 朝方は外国為替市場の円相場が下落したことが買い材料となり、一時2万円を回復した。

 その後、北朝鮮が弾道ミサイル発射準備を進めているとの報道や米大統領選干渉疑惑の混乱、「加計学園」を巡る政権への批判を嫌気して、株価は下落に転じた。


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