2017年7月25日 00:09 | 無料公開
日本機械学会は24日、歴史的に意義のある「機械遺産」に、深海研究に貢献した有人潜水調査船「しんかい2000」や、国産初の地下鉄車両など7件を選んだと発表した。機械遺産の選定は11回目で計90件となった。 しんかい2000は深さ2千メートルまで潜水できる3人乗りの調査船で、1981年から20年以上、海洋科学技術センター(現・海洋研究開発機構)が運用。沖縄の海底で熱水が噴出する現象を発見するなど成果を上げた。 国産初の地下鉄車両は、1927年に東京の上野―浅草間で開業した「東京地下鉄道」で使われた電動客車10両のうちの1号車。