前線の影響、秋田で大雨 避難指示に川氾濫も 

大きく崩落した秋田県由利本荘市の国道105号=23日午前(県提供)

 活発な前線の影響で東北では23日にかけて非常に激しい雨が降り、気象庁によると、秋田県内では同日朝までの24時間雨量が300ミリを超える地点もあった。22日に引き続き、由利本荘市、大仙市、美郷町が避難指示を出しており、23日朝には、新たに仙北市も一部地区の3世帯に避難指示を出した。

 秋田県などによると、けが人の情報はないものの、由利本荘市の芋川と、大仙市を流れる雄物川が氾濫するなどして、県内各地で床下浸水や土砂崩れの被害が出ている。仙北市にある玉川温泉と新玉川温泉の宿泊施設にいる従業員と客、計約350人が孤立状態に。横手市などでも孤立している集落がある。


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