2017年7月22日 12:11 | 無料公開
有明海で行方不明者の捜索をする消防隊員=22日午前、福岡県大牟田市
九州北部の豪雨で、第7管区海上保安本部(北九州)は22日、福岡県朝倉市の行方不明者6人の手掛かりを見つけるため、県警と地元消防と合同で、同市などを経て筑後川が流れ込む有明海の海上を捜索した。巡視艇やヘリコプターなどを使い、筑後川河口から半径約5キロの一帯を約2時間捜したが、不明者の発見には至らなかった。
各機関はこれまでも筑後川流域や有明海周辺で活動してきたが、豪雨発生から2週間を超え、広範囲の海上を連携して捜索する必要があると判断した。
この日は計約25人が参加。午前9時から、海保に加え県警の警備艇も展開し、双眼鏡や目視で捜索した。