東京円、112円台前半 

 20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=112円台前半で取引された。

 午後5時現在は、前日比13銭円安ドル高の1ドル=112円27~29銭。ユーロは08銭円高ユーロ安の1ユーロ=129円11~15銭。

 朝方は欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表などを控え、利益確定を狙ったドル売り円買いが先行。午後は日経平均株価の上昇で投資家の積極姿勢が強まり、円を売る動きが優勢となった。

 日銀の金融政策決定会合やその後の黒田東彦総裁の記者会見に関し、市場では「金融政策に変化がないため、判断材料が乏しく小幅な値動きになった」(外為ブローカー)との声があった。


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