ワクチン接種ミス135件 名古屋市、間隔や期限間違い 

 名古屋市で2016年度、接種間隔を間違えたり、期限切れワクチンを接種したりするなど予防接種に関するミスが135件あったことが19日、市への取材で分かった。

 市は庁舎の情報室で、ミスの件数や種類について閲覧できる仕組みにしているが、「健康被害がなく、国の実施要領にも規定がない」として、個別のケースはいずれも、報道機関には発表していなかった。

 一方、市は14日、市内の医療機関で昨年12月、4種混合を3種と取り違えた上に、有効期限を6年8カ月過ぎたワクチンを1歳児に接種していたと発表。健康被害はなかったが、この件は家族が公表を求めたため、発表したとしている。


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