2017年7月19日 13:25 | 無料公開
名古屋市で2016年度、接種間隔を間違えたり、期限切れワクチンを接種したりするなど予防接種に関するミスが135件あったことが19日、市への取材で分かった。 市は庁舎の情報室で、ミスの件数や種類について閲覧できる仕組みにしているが、「健康被害がなく、国の実施要領にも規定がない」として、個別のケースはいずれも、報道機関には発表していなかった。 一方、市は14日、市内の医療機関で昨年12月、4種混合を3種と取り違えた上に、有効期限を6年8カ月過ぎたワクチンを1歳児に接種していたと発表。健康被害はなかったが、この件は家族が公表を求めたため、発表したとしている。