2017年6月28日 18:30 | 無料公開
東海道新幹線の新型車両「N700S」のイメージ(JR東海提供)
JR東海は28日、2020年度に東海道新幹線に投入する予定の新型車両「N700S」のデザインを発表した。先頭車両は従来のN700系に比べて両端のふちを立たせたシャープな形にして空気抵抗を低減。ヘッドライトが従来よりも2割大きくなり、発光ダイオード(LED)を採用して視認性を向上させた。
試験車両を来年3月に完成させ、走行性能や安全性などを確認。東京五輪・パラリンピックが開かれる20年度から営業運転を始める予定。
JR東海によると、先頭の形状を変えると空気の流れが整うため、走行時の抵抗が減ってエネルギー効率が良くなるほか、騒音や振動が抑えられるという。