タカタ債務の支払い、取引先区別 重要度で全額保証かカット 

タカタの本社が入るビル=26日、東京都品川区

 欠陥エアバッグ問題で経営破綻したタカタが、売掛金などの債務の支払いを全額保証するか、民事再生手続きの中でカットするかを、取引先企業の重要度によって区別して通知したことが27日分かった。タカタには760以上の一般債権者があり、28日から東京都や滋賀県、佐賀県で順次開く債権者説明会は、扱いの違いを巡って紛糾する可能性がある。

 タカタは26日に民事再生法の適用を東京地裁に申請し、同日付で取引先に通知を送った。うち1種類は「事業の継続に不可欠な取引先」に対して「すべての債務を従前通りの取引条件で支払う」と明記した。


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