韓国、邦人元自衛官を一時拘束 慰安婦謝罪碑書き換えで 

 韓国の警察当局が、慰安婦への謝罪を表した碑を書き換えて損壊したとして、元自衛官の日本人男性(69)を一時拘束していたことが26日、分かった。複数の外交筋が明らかにした。元自衛官は容疑を認めたため、拘束を解かれたが、出国停止措置を受けている。日本政府は韓国の捜査を注意深く見守る構えだ。

 「日本人の謝罪碑」と題する碑は、慰安婦問題で強制連行を証言し、後に虚偽と判明した故吉田清治氏が生前に、韓国中部の天安にある国立墓地「望郷の丘」に設置した。外交筋によると、男性は聴取に「碑の内容は事実と違う。吉田氏の息子から頼まれた」と話しているという。(東京、ソウル共同)


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