被ばく事故で施設2回目立ち入り 規制委、茨城・大洗センター 

 日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」(茨城県大洗町)の被ばく事故で、原子力規制委員会は23日、センターへ立ち入り検査に入った。21日に続き2回目。プルトニウムなど放射性物質の管理方法や事故時の作業状況を確認し、職員から追加の聞き取りを進める。

 立ち入り検査は異例。高速増殖原型炉もんじゅ(福井県)で約1万点の機器点検漏れが発覚し、2013年に実施したのに続き2例目で、対象は同じ原子力機構だった。

 23日午前9時45分ごろ、規制委の担当検査官5人を乗せた白い乗用車がセンターに到着。検査官は硬い表情で構内へ入った。


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