2017年6月22日 19:02 | 無料公開
経営再建を記念する彫刻作品の除幕式を終え、スピーチする日産自動車のカルロス・ゴーン会長=22日、横浜市
日産自動車は22日、1999年以降の経営再建を記念し、カルロス・ゴーン会長と同郷の中東レバノンの芸術家が制作した彫刻作品の除幕式を横浜市の本社で開いた。
ゴーン氏は式典後のスピーチで18年間の経営を振り返りつつ、技術革新が続く自動車業界で今後も生き残るには「ルノーや三菱自動車との提携によるスケールメリットを生かすことが求められる」と述べた。
記念碑はステンレス製で、車輪をイメージした大小5つの円が重ねられた。再建で重視したグローバル化や多様性といった5つの視点の意味を込めた。高さ5メートル、幅3・6メートル、奥行き50センチ、重さ約2トン。