楽天、民泊サイトに参入 法施行後サイト立ち上げ 

 楽天は22日、一般住宅に有料で客を泊める「民泊」仲介サービスを始めると発表した。民泊の営業基準を定めた新法「住宅宿泊事業法」が施行される来年初めにも、専用サイトを立ち上げる。

 記者会見した楽天の山田善久副社長は「全国で増加する空き家、空き室対策にもつながる」と述べ、地域活性化や観光客呼び込みにつなげたい考えを示した。

 楽天は関連会社の不動産・住宅情報サイト「ライフル」(東京)と共同で子会社を設立。ライフルの不動産情報を活用し、民泊に利用可能な全国の空き家や空き室を掘り起こす。楽天の顧客基盤を用い、楽天のポイント利用なども検討する。


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