2017年5月26日 17:49 | 無料公開
学生を対象にした、サイバー攻撃を受けた際の防御力を競う「情報危機管理コンテスト」=26日午後、和歌山県田辺市
サイバー攻撃を受けた際の防御力を競う「情報危機管理コンテスト」の決勝が26日、和歌山県田辺市で開かれた。学生を対象にした競技会で、予選を勝ち抜いた岡山大や早稲田大などの全国5チームが参加した。
セキュリティー技術者の育成が目的。学生は1チーム4人で企業のサーバー管理者となり、運営側が仕掛けるサイト改ざんなどの攻撃に対処した。「急にホームページが見られなくなった」というような問題が次々と起こり、各チームは原因を究明して素早く復旧させる技術力のほか、顧客からの苦情電話にうまく対応する力も試された。
専門家が審査し27日に結果を発表する。