2017年5月26日 12:47 | 無料公開
【ソウル共同】韓国統一省は２６日、北朝鮮で人道支援を行う民間団体について、支援に関する協議のため北朝鮮側と接触することを承認したと明らかにした。韓国政府が同様の承認を出すのは、北朝鮮が核実験を行った昨年１月以来、初めて。 今月就任した文在寅大統領は北朝鮮との対話を重視する構え。統一省副報道官は２６日の定例記者会見で「南北関係の断絶は望ましくない。国際社会の北朝鮮制裁の枠組みを傷つけない範囲内で、民間交流は柔軟に検討する」との政府の立場を改めて強調した。 接触の承認を受けたのは、マラリア対策の支援などを行う韓国の人道支援団体「わが民族助け合い運動」。
